サーモンムーチング
今年、2006年の鮭釣りには厳しい制限が予想されますが、とにかく4月1日には解禁になります。沿岸3マイル以内(州管理海 域)での釣りになりますから、多くの釣り人が Monterey湾に集まると思われます。ここでの鮭釣りは殆どがムーチングになりますのでその釣り方を紹介しましょう。Salmon Mooching の由来については豆知識で紹介してあります。
道 具は人それぞれ好みがありますが、私はライトタックルが好きです。竿は8–1/2フィート、パワー Medium/Heavy、 アクション Fast、ラインウエイト15Lb〜30Lb のもの、リールは Abu の Ambassadeur 6000–C3 か TGC6500C を使っています。釣る棚は10フィートから深い時で200フィート位ですから、15Lbテストラインが150ヤードもまければ充分です。私は普通20Lb テストラインを使います。
仕掛けですが、先ずメインラインに「シンカースライド」(重りを付けてそれが自由に滑るチューブのようなもの)を通し、ラインの端にスイベルを結びます。そこに4〜6フィートのリーダ(20Lb〜30Lbテストライン)に5号のバーブレスサークルフックを付け、反対側(メインラインに付ける方)をループにした仕掛けを付けます。シンカーの重さは流れの強さによって違いますが大抵6オンスか8オンスです。デックハンドに確認して下さい。
餌 は冷凍の鰯か鰊を解凍した物です。パーティボートでは餌は用意されています。餌の付け方はデックハンドが教えてくれますからよく見て覚えて下さい。船に よっては鼻にチョン掛けでいいという時もあります。特にこうしないといけないという事はありませんから自分で工夫するのも楽しいでしょう
さ て、実際の釣り方ですが、パーティボートの場合キャプテンがベイトボール(鮭の餌になる鰯などの群)を魚群探知器で見つけるとその上に船を止め、「40か ら70」の様に深さの指示をしてくれます。ラインカウンタの付いたリールの場合はそれをみながら、そうでなければ手で1フィートずづ指示棚まで仕掛けを降 ろします。慌てて降ろす必要はありません。ゆっくり降ろしていくと指示棚に降ろす前にアタリのある事もあります。棚まで降ろしたらその辺りで竿をゆっくり 上下させ餌に動きを与えます。竿立てにおいて船任せ波任せにしてもいいでしょう。(私も疲れた時はそうします。)暫くおいてアタリがなければ深さを少し変 えてみます。あるいは、指示棚の少し下まで降ろしそこから少しずつ巻き上げてもいいでしょう。仕掛けが水面まで来たらまた指示棚まで降ろし、同じ事を繰り 返します。
鮭が餌を食べるとき竿にトントンとアタリが伝わってきます。ムーチングではここが大切で絶対に合わせてはいけません。逆に竿先を水面下まで降ろしてやるかラインを手で5フィート位出してやります。「サークルフック」 でも説明しましたが、ここで合わせてしまうと大抵針が口から抜けてしまいます。とにかく、鮭が完全に餌を飲み込んで泳ぎ去ろうとするまでじっと我慢して待 ちます。針が完全にかかると今度はググゥ〜と引きが来ます。こうなれば後は巻き上げるだけですがまだ安心はできません。どんどんラインが出て行ってもリー ルのドラッグは決して締め過ぎないこと。それと絶対に竿を煽らないこと。かかりが浅いと口が切れてしまいます。ラインが緩まないよう空回りでも常にリール は巻き続けます(疲れますが…)。その内に水面近くに鮭の銀色の魚体が見え始めます。デックハンドがあなたの側でタモを用意して「さあ来い!」と待ち構え ます。竿を操って鮭をデックハンドのいる方に誘導しましょう。でも焦らない。鮭も最後の力を振り絞って逃げようとします。その時はそのまま行かせましょ う。無理に煽ったりすると外れてしまいます。ようやく力を使い果たした鮭はデックハンドのタモに収まりホッと一息、おめでとう!
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2010年の鮭釣り
このページは2006年に掲載されました。この頃はカリフォルニアの北、オレゴンとの境にあるクラマス川の水政策が問題にされていました。このあとサクラメント川の水政策問題が浮上し、2008年と2009年の米西海岸の鮭は全面禁漁に追い込まれてしまいました。(シュワちゃん、いい加減にして)
2010年4月は解禁になりましたが、同年5月からどうなるかは協議中です。