三年ぶりの鮭(ムーチング)

2010年4月10日、天才釣師、ルアーマン、釣りキチ三太、以前トーナメントに参加された小林さんと隠れ釣師、計5名で3年ぶりに解禁になった鮭釣りに出かけました。場所はモントレーの  Chris' Fishing 、船は Star Of Monterey。

ルアーマンと私は釣りキチ三太の家に集合して、ルアーマンのレクサスにカープール。天才釣師はミルピタスで小林さんをピックして、二手に分かれて現地に向かう。現地の集合は午前5時。我々三人がギルロイを爆走中の4時20分頃天才釣師から電話。「もうクリスの前にいる」って、えェ〜!?気持ちは分かるけど…。我々は予定通りに現地到着。遅くなってごめんなさい???

天才釣師が我々を待っている間に情報収集。「30lbのが上がった」らしい。私の知る限りこの週は天候が邪魔して解禁日以外は低迷していたはず。が、釣りなんて毎日状況がコロコロ変わるから、鮭がいることが分かっただけで期待が膨らむ。船に乗り込んで場所を確保。右舷に5人が並ぶ形。船首よりからルアーマン、隠れ釣師、釣りキチ三太、小林さん、天才釣師の順。これが後の不幸の原因になろうとは。

5時45分少々遅れて出船。西に向かう。約40分で釣り場到着。船長は魚影を探し始める。やっと釣りの開始。風はまだ大したことはないが、体感温度はかなり低い。さっぶ〜。波は…この5人にとってはほとんど凪。でも波頭は白い。風速は5メートル以上か。

最初の釣り場ではアタリなし。またグルグルベートボールを探し始める。暫くしてまた停船。ここでもアクションなし。こんなことを何回か繰返し、「今日は駄目なのかなぁ」なんて思っていた9時頃、左舷で「フィッシュオン!」の叫び。デックハンドが飛んで行った直後、またまた左舷でフィッシュオン。なかなか良い型らしい。でも右舷はシ〜ン。寒さが余計に身に浸みる。

仕掛けを巻き上げて餌の鰯を確認しても「異常無〜し」と悲しい冗談しかでてこない。そうこうしている内に船尾でフィシュオン。今度は右舷サイド。「だいぶこちらに近付いた」と思った直後、船尾中央でまたまたフィッシュオン。また遠のいた。あっ、今度は同じ右サイドのオジサンにフィッシュオン。この人リミットいっちゃったよ。棚は45フィート。みんな慌てて45フィートに合わせる。・・・・。あーあ、もう群れがどっかに行っちゃった。

何度か移動を繰返したころ、小林さんの動きが変わる。?。喰ったか?あっ巻いた。でも軽そう。鰯の骨格標本が上がってきた。バイトだ!小林さん、残念!でも右舷にも順番が回ってきたぞ。

・・・・・ン?。今度は私。ルアーマンも釣りキチ三太も気付いてないけど私の竿にムムっと重みがかかる。でもほんの僅か。そーっとラインを出して待つ。反応無し。15秒ほどして巻いてみる。軽い。見えた。奇麗に骨だけ残した鰯。遂に私にもバイト!「50フィートだよ」と知らせて超速手返し。また50フィートに下ろす。

・・・・・ルアーマンと「あ〜あ、なんで来ないんだろうねぇ」などと話していた私の口が止まって竿を持つ左手に意識を集中。明らかに波とは違う竿の重み。が、動きはほとんど無い。ラインを少しずつ出しながら様子を見る。まだ変化無し。ルアーマンの話しかけにも反応せず、リールを少し巻いてみる。へへ、重いぜ。もう少し巻く。まだ重い。ルアーマンの方に向いて一言、「来た…」と静かに言って巻き始める。竿が船底に向かってしなる。

「フィッシュオン、スター!」デックハンドが飛んで来て竿の方向を確認、「船尾へ」と指示。さすが釣りキチ三太、すぐに反応して私の通り道を開ける。小林さんも天才釣師も慣れた動作で竿を操作して移動。リールを巻きながら、船尾まであと数歩。でも、一人のオヤジがどかない!オイッ!こちらを見もせず竿に貼り着いている。魚は船底の反対方向に上がってきている。ドラッグはユルユルにしているのでどんどんラインが出ていく。やばい、この方向にはスクリューが…。あっ、魚が動き出した。ラインがたるまないようにしないと。慌ててリールを巻き始めた途端、竿先がハネ上がった!

軽い。ラインを巻き上げるリールが空しく軽い。ラインブレーク。直前のあのむちゃくちゃな動きはスクリューのせいか。悔しさでいっぱいだが、それも一瞬。「悔しがっても鮭は釣れない」と、予備に持って行ったもう一本の竿の準備にかかる。新しい仕掛けを出し、餌をつけ、下ろすまでに約2分。われながら速い!

でも、アクションはここまで。結局我々5人はボウズで釣行終了。右舷では結局一匹も釣れなかった。もし5人が分散して陣取れば一匹くらいは持って帰れたかも。岡に上がってから「あそこで釣ったら皆さんに悪いと思って」と隠れ釣師。「上げてたらKYって言ってましたよ」と天才釣師。「…でも釣りたかった」「それが本音でしょう」と悲しい会話をしながら帰った三年ぶりのサーモンムーチングでした。


今回、いつものようなグーッグッといった感じのアタリが無かったのには理由があるようです。ムーチングでは初めてダンパー(約2インチのゴム管の中にその倍位の長さのラインを入れたもの)を使いました。そのせいで「グーッグッ」が吸収されてただの「重み」として感じられた訳です。硬い竿を使う時には有効でしょうね。また、バス釣りなどでアタリをとる動作が癖になっている人にも役にたつかも知れません。でも、私の使っているフニャ◯◯竿だとあまり関係なさそうです。

以前トローリングに使ってみました。これは良かったです。(バラシなし!)鮃にもいいかも知れません。

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